リニューアル事業:JSS工法
建設分野でコンクリート面や金属面の下地処理の最先端工法
JSS工法超高圧・少水量ウォータジェットを用いた壁面の洗浄・剥離及び、タイルのコンクリート下地処理(目荒らし)を
可能にしたシステムです。従来の酸洗いや高圧洗浄、サンドブラスト、サンダー研磨ではない150Mpaという
超高圧のウォータージェットと回転揺動ノズルによっていままで困難とされていた洗浄・剥離・目荒らしを
可能にした、最先端の工法です。
用途
コンクリート表面処理やタイル施工下地処理(目荒らし)に
JSS工法によりタイル壁面の下地処理を行った建築物の外壁は耐久性が他の工法に比べ格段に高くなることが実証されており設計段階からJSS工法を導入するケースが多くなっています。
既存塗膜の除去、建築構造物の外壁などの洗浄
建築物や外溝から各種構造物に使用されている石材、擬石、タイル、レンガや金属、コンクリートなどの表面や塗膜の傷みに対するリフォーム・リニューアル工事で優れた威力を発揮します。
粉塵排出公害や危険な薬剤公害を起こさないので周辺環境への負担も軽減される地球にやさしい工法です。
さまざまな構造物などの表面仕上、外観メンテナンスに
高速道路の鋼製橋脚の下面研掃から、FRP製船舶の塗膜除去までさまざまな対象素材に対してダイセイでは蓄積したノウハウとリソースで適した最適な表面・下地処理を行います。
特徴
建築物のライフサイクルをより長くするために
超高層ビルを始め、マンション・公共施設、一般住宅までその外観に耐久性や美観などの点からタイルなどを用いることが多くなっています。しかし美しい外観という一方で、常時外部環境にさらされることなどから剥落などの事故に繋がる危険もあり、その安全に十分な配慮が必要となります。そのカギを握るのは、施工時の下地処理と言っても過言ではありません。JSS工法による下地処理を行った建築物の外観は、耐久性が他の工法に比べ格段に高くなることが実証されており、設計段階からJSS工法を導入するケースが多くなっています。また、国土交通省大臣官房官庁営繕部監修の建築工事共通仕様書にも掲載されている優れた技術なのです。
健全な下地は傷めず、脆弱部を完全に除去処理します
新世紀。環境問題という視点から下地処理を考える必要もますます高まってきます。空気の汚染が進み、建築物も予想を超える速さで傷んできます。中でも外壁塗膜の傷みは激しく、それに対応したリフォーム・リニューアル工事が不可欠です。この工事の良否を決める一番重要な作業も既存塗膜除去を含んだ下地処理なのです。
従来この下地処理には電動工具や手工具を用いた物理的方法や、剥離剤による化学的な方法が採用されてきましたが、環境問題がさらに重視されていく今後は採用しづらくなっていくでしょう。粉塵・薬剤公害を起こさない、環境に優しいJSS工法は、これらの問題点をすべてクリアしています。また、自由に下地処理の程度を調整できるだけでなく、健全な下地は傷めず、脆弱部を完全に除去処理することができるという他の工法では実現が難しい数々の特長を併せ持っています。
 
営団地下鉄
ダクタイルセグメント洗浄工事


姫路電報電話局
スクラッチタイル復元工事


アスベスト除去工事

江戸川左岸下水道
劣化部除去工事


山王パークタワー
溝真柱洗浄工事
社会的インフラも補修・維持管理を必要としています
リフォーム・リニューアルを必要としているのはビル・一般住宅などの建築物だけではありません、道路、鉄道、そして上下水道など、いわば社会的インフラと言えるさまざまな構造物もその例外ではありません。JSS工法はすでに日本道路公団やJR各社にも導入された実績があり、上下水道など水処理系施設にも積極的に導入されています。

このようにJSS工法は、建築物から社会的インフラにいたるまで、幅広くそのライフサイクルに柔軟に対応し、関わっていく新世紀に相応しい技術なのです。
JSS工法の優れた特長をご紹介しますタイル下地処理
タイル仕上げ面での場合に最も多い、コンクリートとモルタル面での剥離を防止するには、コンクリート表面処理が不可欠です。コンクリート表面処理には、MCR工法と高圧水洗工法があり、表に示すような長所・短所があります。

■MCR・高圧水洗の長所・短所
工法 MCR工法 高圧水洗による目荒らし工法
長所 機械的なかみ合わせ構造のため、モルタルが充填されれば、界面剥離を生じない。
コンクリートの急激な乾燥を防ぎ、ひび割れが生じにくい。
コンクリートが直接型枠に接しないため、型枠の損傷が少ない。
コンクリート打設後の工事のため、汎用性が高い。
短所 廃材の処理が必要。
型枠計画時からの準備が必要。
騒音が大きい
水が飛散するため、養生が必要。
廃水処理が必要。

このような高圧水洗の短所を解消したのが、型枠の種類を選ばず、コンクリートの表層にコイルバネをのばした模様のキズをつけるJSS工法による超高圧水洗と呼ばれる工法です。この超高圧水洗は次のような特長を持ち、従来言われていた高圧水洗の短所を見事に解消しています。

・噴射距離が短いため、噴射音が小さい。
・噴射された水が霧状になるため、特別な場合以外養生の必要がない。
・水の使用量が非常に少なく、廃水処理の必要がない。


■高圧水洗と超高圧水洗の比較

工法 ノズル 水圧
(Mpa)
噴射距離
(cm)
水量
(l/分)
噴射時間
(分/u)
水使用量
(l/u)
高圧水洗 一般的には扇形ノズル(1穴) 50 5〜10 30 2.5 75
高圧水洗超(JSS工法) 回転揺動式多穴ノズル(12穴) 150 3〜5 5 3 15

コンクリート一体化に最適な方法です
コンクリート構造物の補修補強においては、従来は既設コンクリートに与える悪影響を考慮しないまま実施されてきました。日本道路公団では、処理面に悪影響を与えることなく一体化に適した処理面が得られるだけでなく、既設鉄筋にも損傷を与えない工法を検討し、ウォータジェット工法(水圧、水量などのコントロールが可能なウォータージェットを使用し、コンクリートに対して各種の処理を実施する工法)を採用しました。ウォータージェット工法のひとつとしてJSS工法も採用されました。JSS工法は他の処理方法と比べて簡便であるだけでなく、作業員の立ち入れる現場であれば適用でき、使用水量が少なく、作業員への反力も小さいため、今後大いに活躍するものと期待されています。
JSS工法車・水龍は次のような特色を備え、
建設分野でコンクリート面や金属面の下地処理機として力を発揮します。
●JSS工法システム(超高圧少水量剥離・洗浄システム)一式を2トンクラスの車に架装した特殊車両です。
●2トンクラスの機動力(ワンボックスカーが走れる道は走行可能)が、工事現場への近接を可能にし、
  作業効率を向上させました。
●さらに機械部に充分なスペースを確保し、メンテナンスもより簡単になりました。
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